こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
ニューヨークに超有名レストラン
ル・ベルナディンというお店があります。
そこに、メニューに載っていない
知っている人だけが楽しめる
絶品たまごスイーツがあります。
その名も「ザ・エッグ」
“THE EGG”
Milk Chocolate Pot de Crème, Caramel Foam, Maple Syrup, a Grain of Salt 🥚💫 pic.twitter.com/eB6ZvNtQBJ— Le Bernardin (@LeBernardinNY) November 9, 2018
すごいですね~。
たまごに「唯一」を表す定冠詞が
付いているわけですから、
自信のほどがうかがえますよね。
これは、
ポ・ド・クレームという
フレンチのお菓子でして、
生クリームとプリンの
間をとったような
チョコレートスイーツです。
卵黄を使ったカスタードと
生クリーム、チョコと牛乳を
使ったシンプルですが
とても奥の深い料理で
とろ~り食感がめちゃ美味しい
んですよね~。
この名前の『ポ(pot)』は
壺という意味でして、
通常はココットみたいな
ちょっと小さなガラスや
陶器の容器に入れて
作るのが定番です。
つまり、いうなれば
和菓子的な小さな料理ですので、
たまごの殻を容器にする
にはピッタリなんですね~。
以前にも書きましたが、
たまごの殻を容器にすると
たくさんのメリットがあります。
まず、こだわり感と特別感が出せる
なのに、普段は捨てるものを
使いますから、コスト的にも
メリットが出るんですよ。
ただ、容量は卵一個分ですから
ちょっと小さい・・・
ですので、上記のような
もともと小さいものを
ちょと食べる、という
スイーツや料理には
向いているわけです。
◆裏メニュー・シークレットという強み
以前ある取引先さんに
たまご殻を容器に使った
料理を提案したとき、
「ちょっと手間かかりそうだなぁ・・・。割れるし。」
と言われたことがあります。
たしかに・・・。
たまご殻は他の調理容器よりも
割れやすいのは確かです。
ですので、
このル・ベルナディンの
裏メニュー化はなるほど!と思いました。
特別感を打ち出しながら
数は限定できますし、
常連さんをさらに大事にする
というおもてなしができます。
ぜひ、あなたのお店でも、
面白いやり方じゃないでしょうか。
スイーツじゃなくても、
・スクランブルエッグ
・茶碗蒸し
・エッグ&ソルジャーズ
いろんなアレンジが考えられます。
ぜひご一考を。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。