こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
少し前にディズニーアニメ
ピクサー映画の
「モンスターズインク」を
観ていて、
つくづくこれって発明だなあ。
と感心したことがあります。
それは、
ターゲットの二重構造。
子供と同時に
お父さんお母さんが観せる
ターゲットになっているのです。
この映画は、
子供を脅かすのが仕事の
主人公モンスター二人が、
おばけの世界にまぎれこんだ
人間の子供に右往左往する、
というコメディ。
観た人は分かると思うのですが、
主人公モンスターが
親目線なんですよね。
映画を観に行った子供が
すんごく面白がるシーンでありながら
連れて行った親は
目を離せない子供にあたふたする
「お父さんお母さんあるある」
なシーンに共感して楽しむ
という構造になっています。
これ、他のピクサー映画もそうで、
魚の世界を描いた
「ファインディングニモ」も
連れ去られた子供を助ける
親視点の物語ですし、
「トイストーリー」は
おもちゃを失くしてしまった
大人目線のノスタルジーが
裏テーマになっています。
◆飲食店の2重ターゲットも面白い!
こんなふうに、
飲食店さまでも裏の目的を決めて
満足度をあげていく、という方法があります。
たとえば、
子供の教育になるレストラン。
三重県のもくもくファームさんの食堂は、
食事の際に木でできたコインが付きます。
子供が自分で食べた食器を片づけられたら、
食堂にある募金箱にその木製コインを入れます。
すると、そのコイン×10円が、
森林環境保全のために寄付されるのです。
もちろん、食器はテーブルに
そのままでもオッケーです。
でも、親御さんなら
教育になりますし、
一緒に片づけを選びますよね?
さらに
どんなふうに環境の役に
立つかもそこで学べるように
パネルが置いてあります。
そうして、お店は手間を
おおきく削減できるわけです。
なかなかうまいやりかたです。
◆たまご屋の2重の目的は?
たまごで言いますと、
ぼくたちも同じです。
最終の食べる人がターゲットでありながら
取引先さんが喜んでくださることも
目指す目的となっています。
二重構造なのです。
美味しくて健康をめざしつつ
取引先さんのご繁盛の提供をめざす
これが、僕たちのダブル目標なんですね~。
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。