こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
テレビ番組のご依頼をいただき
東京に参っておりました。
東京駅の地下に
「東京ラーメンストリート」
というものがありまして、
こだわりのラーメン名店が軒をつらねる
スポットなんです。
通りがかった時は
よく寄ってまして、
東京駅の構内にも
その広告が電子掲示板に出ていました。
さて、この広告
よく見ると面白いことに気づきます。
広告にある7店のうち
実に6件の写真に
たまごが使われています。
そして、ぼんやり眺めてみると良く分かるんですが
5件はたまごの「黄身」が目立つ写真で
黄色がとても鮮やかに映えています。
これ実は、
飲食店さんのたまごメニューにとって
非常に大きなメリットなんですね。
人は「丸い物」
そして「暖色で色の明るいもの」に
本能的に惹かれる性質を持っています。
丸い物は「目」や「子供」
などと形状が共通していて
(かわい子くん・藤子F不二雄)
また暖色の色は果実など
収穫物の熟れたサインでもあります。
なので、赤ちゃんグッズや
人気のかわいいキャラクターは
「〇」の形状と明るい色で構成されているんですね。
そして食べ物について
その2つを満たすのが
たまごの黄身
なんですね~。
たとえばこのローストビーフ丼も、
黄身があるとすごく目を惹きますよね。
つまり、
たまご黄身の入った料理メニューは
ぜひとも写真シズルで表記すべき
ということなんです。
なぜなら、ものすごく目に留まりやすいから。
集客、注文率がダンチガイです。
看板で比べてみると・・・
右はすこしいじって
黄身を消してみたのですが・・・
ずいぶん視線の行き方が変わりますよね。
また、文化によって
生卵!が好きな地域と
目玉焼き!なんかが人気な地域があります。
半割りゆでたまごも視認効果高いです。
どちらにせよ、
たまご乗せメニューの利益率を良くしておくこと
写真やシズルで表記することで
その注文率がアップすると
お店が儲かって繁盛する
そんな構図が促進できるんです。
ウチのお客様のデータでは、
メニューにあえて
卵の黄身写真を載せることで
3割の出数アップになっています。
ぜひ、
「卵の黄身」は集客上手
これを覚えていただければと思います。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。