こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
「今からがきついよね~。」
この時期に洋菓子店の
お客様とお話しすると
こんなハナシが出ることがあります。
暑くなる時期は、
洋菓子店さんにとっては
谷間の時期なんですね。
一般的に
夏場に近づくと
卵を使った料理に
「暑いと食べるのは重いなあ。」
というイメージを持つ人が増え
消費が減ってきます。
洋菓子店さんのスポンジケーキも
同じ傾向があるのだとか。
夏場のバテ気味の時期には
ちょっと「のどが渇く」イメージが
あるためか、洋菓子店さんでは
売り上げが下がりがちに
なるのが夏の時期なんですね。
◆卵はすごい夏バテ対策食材
じっさいは、
良質なたんぱく質に
バランスの良い必須アミノ酸
豊富なミネラルが
一度の摂れるたまごは、
夏バテ対策に非常に向いてまして、
江戸時代や古代ローマでは
夏の栄養ドリンクがわりの
使われ方をしていたことも。
ですので、
ホントはぜひとも!
暑い時期にこそ卵を食べていただきたいんですね。
ご飲食店さまにとっても
夏季は鶏卵の相場が安い時期です。
取り入れることで利益率も上げやすいんです。
◆夏向きのたまご料理3選!
・凍りたまご
たまごを一度凍らせてから
ゆっくり解凍すると、
白身は普通のままですが
黄身が!コロンとまん丸のままになります。
ねっとりとした口当たりが良い
カマンベールチーズみたいな食感になります。
その黄身を醤油漬けなどにして
一晩置くと、前菜としても
お酒のおつまみとしても最高の
ひんやり夏っぽいたまご料理になります。
和食のお店さんや居酒屋さんでも、
珍しさの出せるたまご料理になります。
・温泉玉子
夏の為の料理!と言っても
過言じゃないくらい。
ひんやりフルフルの食感
むしろ白身を楽しむ料理です。
何がすごいって
その合わせるバリエーションの豊富さです。
トマトやアスパラ
サラダにローストビーフ
豆腐料理にスープ
メニューアレンジに
ものすごく活躍するんですね。
江戸時代くらいから
普及してそうな
イメージの料理ですが
温度設定がシビアなため
普及したのは
ガスコンロと温度計が揃う
昭和中期です。
・冷製茶碗蒸し
茶碗蒸し、というとあつあつで食べるイメージですが、
実は冷やして食べるのにも超向いてるんです。
考えてみたら製法は
プリンと同じですから、
当然かもしれません。
あんや夏野菜などと合わせ
冷やして食べると
ひんやりふるん!という食感がたまらないですよね~。
以上、夏にぴったり!のたまご料理3選でした。
ぜひバテ気味の時期に
お考え下さいませ。
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。