こんにちは!
たまごのソムリエ・こばやしです。
ウィル・スミスさんが
アカデミー賞授賞式で
司会者をビンタした事件
日本では
「ガマンできないのは当然だ。」
「司会者がひどい。よくやった!」
みたいな意見が多く、
当の米国では
「ウィル・スミスが悪い。」
「ジョークだから笑ってすまさなきゃ。」
という意見が大半と、
日米でガラッと違っている点
日本のメディアでも
驚きの報道になっていました。
この日本人の受け止め方、
その理由が
『忠臣蔵じゃないの?』
という意見が
Twitterで話題になっていますね。
ウィル・スミスビンタ事件。それなりに格式のある場所で、ある男が、もうひとりに何かを言われてブチギレ暴力沙汰、手を出した人間だけが処分され、揶揄するような事を言ったほうはお咎めなし…どこかで見た構図だと思ったが、これ忠臣蔵(松の廊下の刃傷沙汰)だわ…
— 腰掛椅子@デレ10thファイナル両日 (@koshikakeisu) April 9, 2022
「格式ある場所で」
「揶揄されて暴力沙汰」
「言ったほうはお咎め無し」
なるほど!
たしかに似てますね…!
日本人が200年以上親しんだ
人情物語の展開と
現代の有名俳優さんのエピソード
無意識に心情を重ね合わせ
くっつけて考えてしまうのは
ありそうです。
僕も
「暴力はさすがにあかんよなぁ。」
と思った反面、
「よくやった」的なスッキリ感も
正直あったのは、
なるほど言われてみれば
『忠臣蔵的な展開』が
心のどこかにあったのかもしれません。
そうやって考えてみると、
意外と、何か起こった事への
自分の反応が、
『あ、これドラゴンボールから
来てる思考かも。』
なんて、意外なルーツと
結びついているかもしれませんね。
さて、
お店で繁盛メニューとなる
たまご料理でも、
全くちがうように見えるものが、
意外とリンクして成功する
そんなケースがありえるんです。
たとえば、温泉たまご。
世界的に類を見ない
『日本だけ』の珍しい
玉子料理なのですが、
意外と西洋料理にも
すごく相性が良く、
フレンチやイタリアンなど
積極的に温泉玉子を取り入れる
西洋料理のシェフさんは
たくさんいらっしゃいますよね。
これ、温泉玉子は
西洋の歴史には無くても、
「ビスマルク風」と言われる
『目玉焼き』を乗せた料理ジャンルが
広範囲に定着していて
バリエーションも
すっごく豊かでして、
そことリンクしたからじゃないかと思うんです。
↑こういったメニューが、
より日本人好みで
ヘルシーな方へ進化し、
『温玉』とくっついて…
こんなバリエーションに
なってきたのではないでしょうか。
そう考えると、
海外の、目玉焼きをアレンジしたメニューを
さらにヘルシー化する過程で
温泉玉子のアレンジに置き換えると、
とてもすんなり受け入れられやすい
人気メニューになるかもしれません。
ぜひ、新メニューのきっかけに、
ウィル・スミス氏と忠臣蔵、
いやいや、
目玉焼きと温泉玉子で
考えてみて下さいませ!
ここまでお読みくださって、
ありがとうございます。