小林ゴールドエッグ

ソムリエ日記SOMMELIER DIALY

完璧なゆでたまごをつくる装置?(二年前のニュースから)

『 [ロンドン2006年10月11日 ロイター] 英国の発明家が大昔から論議の尽きない、「完璧なゆで卵」をつくる方法を考案したそうだ。_この発明家はウィルトシャー州に住むサイモン・ライムズ氏(23)で、卵を調理するのに沸騰した湯ではなく強力な電球を使う。_ガラス製のコーヒーメーカーのような形状のこの装置を使うと6分でゆで卵が完成。てっぺんをカットして、とろりとした黄身にトーストを浸して食べる。(引用終わり)』

エキサイトニュース(http://www.excite.co.jp/ )の二年前の記事です。当時はかなりワクワクしながら期待していました。だって「完璧な」ですよ!?
『ライムズ氏はすでにこの装置の特許を取得済みで、大量生産することに関して複数のメーカーと交渉中だという。』との事だったのですが、どうなったんでしょう?もっと良い方法や、コスト面で駆逐されたんでしょうかね。少々残念です。

いずれにせよ、ゆでたまごの湯で加減は、欧米の方がうるさそうです。たしかシャーロックホームズ(ポアロだったか?)が小説の中でこだわりを語るシーンもありますしし、ガリバー旅行記で出て来た小人国の戦争も、ゆでたまごの割り方が原因でした。そういえばハードボイルドという小説のジャンル名も、「固ゆでたまご」が語源ですね。

本日ゆでたまごなど調理機械のメーカーさんと、お話をする予定です。いろんな美味しさについてのこだわりが聞けそうで、ワクワクしています。